引き際が肝心。 [ビッグコミックオリジナル]
オーウェンです。
また飲んだくれて忘れないうちに、とっとと9/25発売のビッグコミックオリジナルについてぼやかせて頂く事にしましょう。
まずは『あぶさん』
お願いですからもう終わって下さい。引き際を弁えず還暦を迎えてまで現役を続けるなんて、最早現実のプロ野球、強いては選手たちへの冒涜行為だとしか思えません。いつか体力の限界が訪れるからこそアスリートは輝かしいのですよ、水島先生。
『フロマンガ』
“私はのぞきが趣味の変質者だが…”と堂々と名乗っても笑いで済まされる吉田戦車ワールド。田代さんや植草さんもさぞやその住人になりたかった事でしょう。
『あんどーなつ』
なっちゃんのように仕事に情熱を傾けられたら、いや、情熱を傾けられるような仕事を見つけていたのなら、自分の人生もちょっとどころか大いに変わっていたのだろうなぁ、と思わずにいられない今日この頃であります。ま、全ては楽な方に流され努力を怠った己の責任なんですけどね。
『イリヤッド』
自分もいい加減冒険の旅に出たくなってしまいました。
以上、なんですが、それにしても、というか思った通り、黒沢の最強伝説が途絶えてしまったビッグコミックオリジナルはいつもよりちょっと寂しかったなぁ…。
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所詮おっちゃんですから。 [週刊モーニング]
オーウェンです。
ヤバいです。先週末から飲みにいってばっかりいたがために、先週発売の週刊モーニング43号についてぼやくのをすっかり忘れておりました。最新号発売中の今更なんなんではあるんですけど、取り敢えずいつもの如くいかさせて下さい。
まずは『ディアスポリス』
シャドウ・オブ・ポリスの犬崎も怖いですが、今回はさり気なくお茶に変なモン(カビ取り用洗剤)を入れようとした“彼女”が何より怖かったです。
『誰も寝てはならぬ』
“アア ワシはただの近所のおっちゃんか”とショックを受けたハルキちゃんの気持ち分かるなぁ…。実際、自分もそんなんばっかですよ。
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弥助の義。 [週刊モーニング]
オーウェンです。
毎回毎回マンガについてしか書く事ないのかよ!と言われたら返す言葉ないなぁ…。そんな特別に書きたいという思いがある訳じゃあなないんッスけど、いわゆるルーチンみたいなもんになってしまっているのですよ。ま、悪しき循環というヤツですな、とそんなネガティヴ・モードになってる暇があったらさっさと先週発売の週刊モーニング42号についてぼやいとけ!!
ハイ、っつう事でまずは『ひまわりっ』
やっぱ面白いですよ、コレは。ドラマ化とかしてみてもいけるんじゃないッスか!?
『誰も寝てはならぬ』
寺の皆さんはまだいいですよ。私なんか日々切なく虚しい事ばかりです…。なんだかね。
『へうげもの』
弥助。クンタ・キンテみたいですね。若しくはアーム・ジョーとか、って実際御存知の方なんてごく僅かなんだろうなぁ…。斧を一心不乱に振る姿で小学生の“僕”を感動させた薪割りの達人、アーム・ジョー…。私?はというと、そのあまりに下らないオチに大爆笑してしまいましたが。
ああ無情。
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沢木、見えなくなる。 [イブニング]
オーウェンです。
雨も止んだようだし、とっとと行きましょう。
ビッグコミックに続きまして、先週9/12発売のイブニング19号について幾ばくか。
まずは『軍鶏』
四號、ハリー・フォアマンみたいだ、っつうかもしかして本人!?
五號は賀間だったりするかも…。
『片岡さんちのクリコちゃん』
あれれ?同じ表紙が2ページ続いてる!のはいわゆるひとつの装丁ミスというやつなんですよね、きっと。ともあれ作品自体は結構面白かったです。どーしようもな下らない事ばかり分かってしまうクリコの可笑しくも不思議なチカラに今後も期待大ですな。
『もやしもん』
ゲゲッ!沢木っていつの間にやら菌が見えなくなってたのか。何か超能力青年の黒田清クン(from 『古畑任三郎』)みたいだねっ、てまあそれはともかくどーすんだ!?これから。
黒田クン登場。黄色いサングラス姿がリアム・ギャラガーみたいでしたね。
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黄昏のヅラーマン。 [ビッグコミック]
オーウェンです。
いやぁ、いきなりスゲエ雨降ってきてびっくりですよ。おかげで洗濯物がびしょ濡れです。全くやんなっちまいますねぇ…、と愚痴はさておき9/9発売ビッグコミック18号についていつものようにちょこっとね。表紙を飾るのは最近作家としても注目を集めているらしい劇団ひとり氏。本名/川島省吾、ってなんかシンガーを彷彿とさせる名前だね。「酒と泪とJ.BOYと野風増のように」 by 川島省吾、みたいな。
な〜んて与太はココまでにして、まずは
『黄金のラフ 〜草太のスタンス〜』
一日にアイス10本喰った挙げ句に予選落ちなんて如何にも草太らしくてナイスですね。今後は花咲やらマイトらも絡んでくるみたいだし、益々面白くなりそうです。
『男の操』
それから30年後…の話になってからちょっと引っ張り過ぎのような気がするのですが…。次回こそついに最終回!?
『遅咲きじじい』
見た目からしてバレバレなのに、自分では決してバレてないと思っとるヅラじいさん登場。彼を見ていたら昔私の勤務先に実在したヅラ課長を思い出してしまいましたよ。本人平然としてるが故に周囲の人間はより一層気を遣わざるをえないんッスよねぇ…。ただ、“好きな女が恥かくくらいならば…どうってことないよ、カツラくらい”と、ヅラに犬の糞をそっと忍ばす程の猛者、じゃなくってイタいヅラーマンには流石にお目にかかった事ないですけどね。
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教授ご帰還。 [週刊モーニング]
オーウェンです。
先週に続いて明日には次号発売だっつうのになんなんですが、一応何時ものように先週発売の週刊モーニング41号についてちょこっと。
まずは久々復活『天才柳沢教授の生活』
あくまで論理的に“占い”を検証する教授の姿が相変わらずで何よりでした。ただ、調子に乗って松本幸四郎のドラマ・ヴァージョンまで復活して欲しくはないです。ありゃな〜んか違ったもんね。
『ディアスポリス』
異邦人警察壊滅を目論む“シャドウ・オブ・ポリス”犬崎役にはやはり豊川悦司あたりでしょうか。『弁護士のくず』みたいなノリで演られたら逆の意味で怖さ倍増かもしれません。
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さようなら最強の男。 [ビッグコミックオリジナル]
オーウェンです。
早速ですが、先週9/5発売のビッグコミックオリジナル18号について。
今号はやはり何と言ってもこれに尽きるでしょう。
『最強伝説黒沢』、ついに、というかいきなりのファイナル!!!
“待ってくれっ……!”
読んでいる私としても正にそんな思いで一杯でしたが、突如死の淵へと誘われてしまった黒沢の心の叫びは誰にも届きやしません。
“勘弁っ勘弁っ…!”
“死にたくねぇっ…!”
“死にたくねえよ…!”
そんな死の際、アニキの脳裏に横切る走馬灯はかつてのような“お世話になったアイドル”ではなく、戯れにアリを虐殺している幼少期の己の姿でした。いくらものの分からぬガキの頃とは言え、むごい事を嬉々として行っているその様をみて、ついつい自己嫌悪に駆られるアニキ。しかし、死に際に見事一咬みかましてガキの頃の自分を泣かせた一匹のアリの姿に安堵感と深い感動を覚えます。
“一矢報いたっ……!”
“無慈悲で圧倒的…理不尽な暴力…!”
“強いられる……一方的な苦痛苦汁…!”
“そんな…絶望的…!”
“どうにもならぬ運命に…一矢報いた……!”
“報いた…!”
“うん…そう…立派だった……!”
“あいつは立派だった……!”
“申し分なく…立派…!”
“立派に戦った…!”
そして浮かんでくるのはアニキにとって唯一にして最大の疑問。
“オレはどうだ……?”
“今…オレが死ぬ……死ぬとして…オレは…なれたかな?”
“あの日…あの夏の日の…”
“あのアリに……!”
アニキの脳裏に今まで築き上げてきた“伝説”の数々が甦ります。
“この世ってやつは…オレから見たら…”
“強大っ……!”
“胸ん中はいつも…いっぱいだった…無力感で……!”
“なのに……そのくせ…”
“夢だけはあった……!”
“それが哀しかった………厳しかった……!”
“でも…………………”
“抗った…!”
“オレは抗った…!”
“屈服せず………抗った……!”
“戦ったっ……!”
“戦ったはずだ………!”
“だから…なれただろ……?”
“あの夏の日のアリに…!”
“天にいる……神様…そうだろ……?”
“たしかに……オレは…何も…”
“何も掴めなかったけど……!”
“でも……”
浅井に坂口に小野に仲根に徳さんに茜ばあちゃん……、己の身を心から案じてくれている連中の存在を肌で感じ、虚空に何かを掴むかの如くゆっくりと挙がってゆくアニキの手。
“みんな…!”
“ありがてぇ…!ありがとう…ありがとう…”
最後にアニキが掴んだのは仲間達の温もりがぎっしりつまったたくさんの手でした。
“あったけぇ…”
“最後の最後に…”
“いい心持ち…上出来だ…!”
“オレにすりゃあ上出来……”
“あったけぇ………”
“最後の最後…………”
“あったけぇ…………”
完
う〜ん、どう言ったらいいんでしょう。長らく親しんできた作品です。勿論感動はしましたよ。でも、あまりに突然のファイナルだったんで驚きの方が大きかったというのもまた事実。
ただ、連載は終われど黒沢は死なずです。死の淵から奇跡の復活を遂げ、どこかで必ず新たな伝説をアニキは築き上げてくれている事でしょう。いや、築き上げてくれなきゃ困るんです。
出来る事ならいつかまた、その勇姿を拝ませて頂きたいものですね。
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イルカになった恋人たち。 [週刊モーニング]
オーウェンです。
いやはやもう明日には次号発売だっつうのになんなんですが、一応何時ものように先週発売の週刊モーニング40号についてちょこっと。
まずは、え〜とですねぇ…、あっこれいこう、
諸星大二郎先生の『深海に帰る』
私も深海に帰りたいです、っつうかいっその事貝にでもなりたいですよ………。
え〜、誠に申し訳ありませんが今回は以上です。ココ最近プレッシャーと精神的疲労に押しつぶされるような日々が続いているもんで、これにて失礼させて下さい。
そんな私に追い打ちを懸ける様に本日発売(正確には昨日か)のビッグコミックオリジナルで訪れた、“『最強伝説黒沢』の余りにあっけない幕切れ”については、またの機会にぼやかせて頂きますよ。勿論そんな気力があったらば、の話ですけどね。
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キング登場、ムーベス・ジェラウン。 [ビッグコミック]
オーウェンです。
またもや前置きもなく早速で申し訳ないんですが、いつもの如く、先週8/25発売のビッグコミック17号について幾ばくかぼやかせていただく事にいたしましょう。今回表紙を飾ったのは、先日フットボール日本代表監督に就任したオシム氏。今はまだしも、いつか必ず『オシム退任を“惜しむ”声』とかいうダジャレ的見出しがスポーツ新聞に載る気がしてなりません、っつうか先ず間違いなく載る事でしょう。しかしそれにしてもこのオシム氏って、アキ・カウリスマキ監督の映画に出てきそう顔してるよなぁ…、と何となく思ってしまったのは恐らく私だけでどーもスイマセン。
それではまず『築地魚河岸三代目』
イゼエビとか特定の食材を求めてっつう訳ではないんですが、取り敢えず自分も実際に築地魚河岸に足を運びたくなってしまいました。
『黄金のラフ 〜草太のスタンス〜』
いいなぁ、新キャラ(前に出て来たような気もするのですが…)ジェームス・ブラウン、じゃなくってムーベス・ジェラウン。彼とダイナマイト棹崎とチームきりたんぽ、この三つ巴の闘いはいつか観てみたいものです。後、これは私の個人的願望なんですが、ゴルフの発祥地である英国から、リーゼントのスー・ジョトラマーとかメガネのコルヴィス・エステロとか、そんなゴルファーも出てきて頂きたいもんですね。すこぶる地味〜なところで鼻歌ゴルファー、ゴック・ヴィダードでもOK。100000000000%ない話ではありますが、一応。
『宗方教授異孝録』
ふと思ったんですけど、今回のエピソードに限らず、宗方教授ってどっか行く度にホント色んな“穴”に堕ちまくってますよね。『ドラゴン桜』の水野さんと矢島くんはじめ、受験生の皆様には実に有り難くないお方だと思います。
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冷やして読むべし。 [週刊モーニング]
オーウェンです。
早速ですが、冷やすと表紙に何かが起こるという先週発売週刊モーニング39号についてちょこっと。因みに私はそんな煽り文句につられてついつい冷蔵庫に本号を入れてみたクチです。あぶり出し成らぬ“冷やし出し”仕掛けには正直ちょっとビックリしましたな。
っつう事でまずは、そんな画期的な表紙を飾った『バガボンド』
武蔵 vs. 伝七郎。どちらが強いかっつうより、辿り着いている境地からしてもう段違いのようですね。勿論、どちらがより高みに達してるのかということは言わずもがな。
『誰も寝てはならぬ』
寒いギャグにわりかし強い体質の私としては、又之助旅館大いにアリです、っつうかそれよりなにより行きたいね、久々に熱海。
『イカロスの山』
やはり、やはり三上が堕ちてしまうのかぁ………。予想はしてましたけど、実際そうなってしまうとちょい辛いものがありますな。
『美童物語』
三年ぶりとは言え、相変わらず比嘉先生の作品は泣けますなぁ…。日本という国がまず一番にキチンと責任を取らなければいけないのは、“沖縄”に対してではないだろうかという事を改めて実感しましたよ。
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