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フランスのちょっとイイ話とちょっとアブナい話。 [シネマ]

オーウェンです。

何を今更先週の話で恐縮なんですが、3/9金曜日、久々に映画館をはしごしてまいりました。
場所は3つのシネコンが駅周辺に集中し、映画観激戦区となりつつある川崎です。

で、まずは午前中チネチッタで『パリ・ジュテーム』を観劇。

パリの様々な場所を舞台とした様々なタイプの監督による計18本の短編は味わい深いもの、笑えるもの、悲しいもの、渋いもの、訳分からないものスタイリッシュなものとそれぞれ多種多彩で、とても面白かったです。中でも特に印象的だったのは、やはり私のお気に入りでもある(最近はそーでもないかも)コーエン兄弟監督作という事になりましょうか。久しぶりに理不尽に虐げられるスティーヴ・ブシェミを観れたのは何よりの収穫で御座いました。

続いて午後はTOHOシネマズ川崎へと場所を移し『パフューム ある人殺しの物語』を観劇。

異様に鋭い嗅覚をもつ青年の、ニオイフェチにしてピュアであるがゆえに暴走してゆく様も結構インパクトありましたが、やはり圧巻だったのはクライマックス。まさか“香水”があそこまで人間の感情をコントロールしてしまうとはねぇ…。余りにもあり得ない展開だったもんで、ついつい噴き出さずにはおれんかったです。少なくとも私にとってこの展開は良い意味でコメディでした。

あとふと思ったんですが、同じくフランスは18世紀に生きたマリー・アントワネットとこのニオイフェチ男がタッグを組んでたら多分フランス革命は起きなかったでしょうね。フェチ男が究極の香りで怒れる国民を平伏させるか、それとも逆にアントワネットまでも“ニオイ”の源にしてしまうのか…。う〜ん、今更どうでもいいか。

あっ、因みに本作の監督トム・ティクヴァは前述『パリ・ジュテーム』でも一本監督してます。

ラン・ローラ・ラン

ラン・ローラ・ラン

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2004/01/21
  • メディア: DVD

ティクヴァ監督は赤毛フェチかも…。


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KEN OWEN SHOW


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